ボクがやっている社会貢献について(2)やり始めたものの…:社会貢献事業や社会起業を目指す方へ

社会貢献を始めてみたものの

何気にたくさんの方に読んでいただきました。
本当にありがとうございました。

「単なる中小企業のおっさんが社会貢献する」ってだけの話なんですけど、
もしよかったら、読んでってください。

               ***

先輩経営者さんに「児童養護施設って知っているか?」と言われたのがきっかけで、
自分でもやってみることにした「社会貢献事業」

前回の記事でも書いたように一番の問題は「お金」なんだけれども
それはボクの「ウルトラC」で乗り切った。

ボクがやっている社会貢献について(1)きっかけ

でも、「お金」の話は切っても切れないからその話も含めて
実際に「社会貢献事業」をやってみた、当時のことを書こうと思う

まず何をやるか?

自分でやるとしたら、やはり自分らしい・・・というより、
個性を活かしたものにしたい。

ここで何故「児童養護施設」の支援なのか?という話をしなければならない。

実はボクは片親だった。
母親を3歳で亡くしていたので、ほとんど記憶がない。

残っている記憶は

・幼稚園(保育園?)もしくは習い事(かも)に迎えに来てくれた優しい母
・兄の運動会でボクにジュースをくれた母
・病院のベッドで動かない母

この3つしかない。

さらに・・というか、ボクの父親は高齢で
普通ならおじいちゃん?っていう年齢だった。
(バリバリの戦中派だった)

母親もおらず、父親とは世代のズレを持っている。
そんな幼少時代を過ごした。

だからこそ「普通の家庭」というものに
正直憧れていた。

「児童養護施設」の話を聞いた時にまず浮かんだのは自分の幼少時代。
ありがたいことに、ボクには父親はいたけど、普通に感じるような父にはなかった。
養育者であり、保護者ではあったけれども。
(別に嫌っている訳ではないし。めちゃめちゃ尊敬しているのでそこんとこは誤解のないように)

1人でも親がいるボクですら、「寂しさ」や「孤独感」を感じたのに
両親と一緒にいない彼ら(彼女ら)はどんな思いでいるんだろう。

ただ、ボク自身もそうだったけど、
「可哀想」とか言われたくなかった。

だから、何かの形で「人生って捨てたもんじゃない」
「自分の思い、行動1つでどんな逆境も変えられる」ということを
メッセージとして伝えたいという思いを強くした。

奇跡の出会い

実は話は前後する。(時系列で書くとわかりにくいので)
ボクが「児童養護施設」のことを知る少し前に時を戻そう。(ひゅぅ)

あるイベントで、当時はまだ未上場であった「ある企業」の№2の方とお会いした。

その会社の事業として、
「子供達の絵を綺麗なグラフィックアートにする」
というサービスを紹介されていた。

↑こんな感じ(絵は2019年度の受賞作品です)

すごく「いいサービスだなぁ」と本当に感じて、
人見知りもボクには珍しくその方に自分から話しかけてみたりした。

その会社こそ、今では東証一部でデリバリー業界の雄である
「ライドオンエクスプレス」さんだった。
(当時はレストランエクスプレスだったけど)

会社名を聞いてもぴんと来ないかもしれない。
でもサービス名を聞いたら、誰でも知っている。

彼らのやっているサービスは

銀のさら・釜寅・FINEDINE

そう。あの「銀のさら」を展開している会社さんだった。

まぁ当時はよくわかっていなかったがwww
それでも、自分の中では「ものすごく感動した」ので、色々なお話をさせてもらい、
もののついでという感じで、名刺交換もさせてもらっていた。

もちろん、これはボクは「児童養護施設」を知る前の話。
世の中どんな縁がころがっているかはわからない。

そして全てが繋がっていく。

話を冒頭に戻そう。
自分なりの「児童養護施設」の支援をしたい。

出来れば「自分の思い、行動1つでどんな逆境も変えられる」
という思いを伝えられれば。

ちょっと話がそれてしまいますが、この後の話をするための前提として
少しだけ「心理学」のお話を挟みます。

実は30代中盤から、ボクは心理学を勉強することになります。

当時はエンジニアとして、システム開発企業の経営者として
バリバリ働いていました。

そんな中、不安に苛まれるようなことがポツポツと起きるようになりました。

ボクが関わっているチームではありませんでしたが、
他のチームとかで1人とか2人「体調を崩す人」が必ず出ていました。

まだ、現代ほどは大きな問題とはなっていませんでしたが、
それは「精神的な病」・・・「鬱」の問題が起きていました。

当時から「エンジニアには鬱が多い」なんて話もありました。
そんな矢先に1人の社員が「軽い鬱の可能性がある」という話が出てきました。

取引先からパワハラを受けたというのです。

ボクはメンタルが強いのかもしれません。
結構な逆境でもやり切っちゃうところがありますwww

でも、社員たちは違います。
だから、もう二度とこんなことが起きないように
「心理学を学ぼう」と思い立ち

最終的には民間資格ではありますが、
「心理カウンセラー」や「NLPマスタープラクティショナー」の資格まで取得することになりました。

心理学を勉強する中で
「リフレーミング効果」というものを知ります。

リフレーミング wiki→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0

「枠組(フレーム)を変えることで全く違う認知がされる」

「児童養護施設」へどんな支援をするか・・・?
ん?あれ?もしかして?

「子供達の書いた絵を構図や色合いを変えることで
綺麗なグラフィックアートにして見せることができれば」

彼らが今持っている「自我のフレーム」を外すことが出来るかもしれない。

これならボクがやりたいことが体現できるのではないのか?
あれ?思いついちゃったよw

今日はここまでとします。

いやぁ長いw
長すぎるだろ。

でも、この話はサブストーリーがいっぱいあって。
本当に世の中には「奇跡」とか「必然」とか「因果」なんてものがあるんじゃないか?
って実感できるようなことがいっぱい起きました。

それは本筋とは関係ない話なので、
気が向いたら書きます。

さてさて、社会貢献事業をやろうと思って、
実際に「何をやるか?」ってのも、おぼろながらに見えてきました。

さーさーこれからスムーズに・・・とはなりませんw

1つの事業を作るのって
本当に大変なんですよねw

続きはまた書きます。

ボクが代表をしている一般社団法人について

2009年に先輩経営者からの話をきっかけに「社会貢献事業」を始めるにあたり、
活動をする上では、別法人にした方が良いだろうということで、2011年1月に設立された今年で活動が11年目一般社団法人です。

主に「児童養護施設」の支援と、設立した年に発生してしまった「東日本大震災」の支援事業を行っています。

主に開催しているのは2つ
①児童養護施設向け支援事業「こころのあかり絵画コンクール」

今年で第10回目となりました。
全国の児童養護施設向けに「絵画コンクール」を開催しております。
優秀作品にはご本人が書いた絵をグラフィックアートにして、素敵な額縁に入れてプレゼントしています。

詳細についてはこちら↓
http://www.z-ips.jp/contribution/concours/

活動報告についてはこちら↓
http://www.z-ips.jp/activity/activity-category/orphanage/

②東日本大震災支援事業「鯉のぼりプロジェクト」

2011年の震災当時より、代表自らが被災地に赴き、支援を続けております。
現在は、福島県相馬市の「みなと保育園」さんにて、子ども達の成長を願い、毎年「鯉のぼり」を揚げるイベントを行っており、東京からお連れしたパフォーマーによるショーを行い、子ども達に喜んでもらっています。
この様子は毎年地元のメディアでも取り上げていただいております。

毎年のクリスマスには、ささやかですが、プレゼントも・・・。
そんなイベントも今年で丸10年を迎えます。

詳細についてはこちら↓
http://www.z-ips.jp/contribution/caresupport/

活動報告についてはこちら↓
http://www.z-ips.jp/activity/activity-category/tohoku-earthquake/

学生インターンの募集内容について

■インターンとしてご担当いただく内容

上記の社団法人と連携しつつ、弊社の社会貢献事業として、その広報・PRとして、広報活動やSNS運用が主なお仕事つぃて担当していただきます。
また、4月に開催予定のクラウドファインディングでは企画から運用までを担当していただきます。

活動については、弊社の学生インターンチームの一員で、グループで実施していただきます。

・社会貢献に興味のある方
・将来、子どもにかかわるお仕事を目指されている方
・クラウドファンディングに興味のある方
・社会起業に興味のある方
・ビジネスと社会貢献の関わりを実体験したい方

他では絶対に体験できない「即戦力のビジネス力」が身に付きます。
「えー?そんなの信じらんなーい」って方は、
ぜひ弊社のインターンミーティングに見学に来てください。

普通の学生だったインターン生たちがどう育っているかがわかると思いますよ。
ぜひぜひお待ちしております。

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