ボクがやっている社会貢献について(7)10年続く活動へ:社会貢献事業や社会起業を目指す方へ

ちょっと息切れしましたw

「社会貢献事業」というテーマで書いてきて、今回のその7回目です。
東日本大震災の被災地支援「鯉のぼりプロジェクト」が生まれるまでのストーリーで、
これまで事前の視察までの話をしてきました。

ボクがやっている社会貢献について(5)いざ被災地へ

ボクがやっている社会貢献について(6)救い

ここまでで「鯉のぼりプロジェクト」の原型となる
最初の被災地でも活動に至るところまで触れることが出来ました。

ぶっちゃけこの2つの記事を書いて
精神的にもちょっと削られましたwww
(長いしねw)

ここからは事実だけを書いていけばいいので
なんぼか楽かも・・・いやそうでもないかw

さて、前回の記事で取り上げた「さる地方自治体さん」の協力で
とりあえず現地で揚げる「鯉のぼり」が確保できました。

今回は実際に当時ボクらがどんな活動をしていたか、
どんな思いでいたかを当時のブログの記事を交えなながら
ご紹介できればと思います。

色々な人の協力がありました

当時「こころのあかり基金」という名前で「支援金」を募りました。
ボクらの団体には数十万円というお金が集まりました。

こころのあかり基金

これでも自分で考えたのではなく、
自然発生的に寄付金が集まったので

ボクは「基金の名前つけただけ」

その寄付のきっかけはライドオンエクスプレスさんからでした。
(みんな家にこもるなら「銀のさら」おすすめだよ!)

ここで書いたやつです。↓

ボクがやっている社会貢献について(3)立ちはだかる壁

事業部長M氏「平松さん、被災地に行かれるんですよね?SNSで拝見しました。
寄付金も集められているとのことでしたので、弊社から『10万円寄付』させていただきます。」

これをきっかけに寄付が自然と集まりだした。
(もちろんFBなどで告知はしましたけど)

次に移動手段について

これは土屋輪業の土屋君が
めちゃ低価格でハイエースを貸してくれた

当時の様子はブログから
明日から被災地へ行く準備をいろいろと。

低価格っていくらかっていうと・・・

¥1,500/日

本当にあり得ない価格ですわ。

ビバ!縁故!

(人脈って言葉は好きになれませんw)

それ以外にも現地に持っていく絵本をいただいたり、
支援物資もかなりいただきました。

あと、ユニフォームネット の荒川社長から「頑張ろう東北!頑張ろうニッポン!!」の
ジャケットを10着もいただきました。

これ、その後のボランティアでも相当に役に立ちました。
本当にありがたかった。

皆さんのお力添えがあってのことでした。
本当に。

それと、かなり重要なのが。

鯉のぼりを揚げるための設備を
自分なりに考えて持っていきました。
出来る限り現地で困らないように。

何かが足りなくなったとして
「ちょっとそこまで買い物・・・」という訳にもいかない。

正直なところ初めてのことでもあるので、
何があるかわからない。

工具類やら脚立などを出来るだけ積んで

特に鯉のぼりを揚げに行く
南三陸町はどんな状況かもわからない。

おそらく事前視察で行った「石巻」や「女川」と同等、
もしくはそれ以上かもしれない。

さて出発です。(0日目)

そして2011年のGWがやってきました。
現地に向かうのは、「心理カウンセラー10名」と「柔道整復師1名」の計11名

1日目は移動だけ
南三陸町までの時間も何も読めないので
まずは宿泊場所の仙台市内までの移動のみです。

夜も仙台市内で「経済活動」もしました。
ご飯食べただけだけどねw
(地元の人の邪魔しないように)

ボランティア1日目

いきなりクライマックス(ってことは無いんですが)
到着翌日には「南三陸町での鯉のぼりプロジェクト」に向かいます。

朝イチには現地で食事するところが無いことを想定して、
仙台市内のスーパーで「おにぎり」などを購入。
(もちろん買い占めないことを前提に)

現地に向かいました。
そこには想像を絶する風景が。

高速を乗っているだけでは全くわからないんです。
山間部を走っているので。

でも、それを知っているのは
現地に来たことのあるボクと、もう一人Fちゃんだけ。

ボクがやっている社会貢献について(4)あらたなる試練(Fちゃんとのエピソードをこちら↑)

高速を降りて
南三陸町へと向かう、のどかな山間の風景から
沿岸部に出ると風景が一変。

一部についてはがれきが片付けられているもの
ほぼ手伝ずの津波の傷跡。

当時の様子はブログから
被災地ボランティア(その2:2日目 鯉のぼり1)

特に「初めて被災地に入るメンバー」にとっては衝撃的だったでしょうね。
ボクも事前に「石巻」とかを観てましたけど、それでもかなりのインパクトがありました。

南三陸はリアス式海岸なので、女川同様に津波の勢いがそのまま凝縮されて
沿岸地域を襲っていったこともあり、被害が甚大だったんですね。

そんな南三陸町でも、ボクらは連携するNPO法人さんが支援している
「歌津地区」で鯉のぼりを揚げることにしました。

南三陸町は「平成の大合併」で志津川町と歌津町が
合併してできた、比較的新しい町でした。

「歌津地区」の4か所で、ボクらは鯉のぼりを揚げることになっていました。

この辺りは当時のブログから
被災地ボランティア(その2:2日目 鯉のぼり1)被災地ボランティア(その3:2日目 鯉のぼり2)被災地ボランティア(その4:2日目 鯉のぼり3・4)

一か所目は「300名ほどが避難している中学校」

天皇陛下も慰問にいらしたと
いうかなり大きな避難所でもありました。

実はボクらが設置して移動した後
テレビ局が来て取材してニュースで放映されたと聞きました。

「でも誰がやったのかはわからない」とw

ボクたちが目指していたのは
あくまでも
「こっそり行って
 やることだけやってお邪魔にならないように
 こっそり帰る」
なのでw

全然良かったんですけどw

そこから2~4か所目についても順々に。
中には「保育園が避難所になっているケース」もありました。
(ということは保育園に預けられない)

非常時ではあるんですが・・・。
当時は本当に皆さんご苦労されたと思います。

それぞれの設置等については、当時のブログをご覧になってください。

被災地ボランティア(その2:2日目 鯉のぼり1)被災地ボランティア(その3:2日目 鯉のぼり2)被災地ボランティア(その4:2日目 鯉のぼり3・4)

今日はここまでとします。

やっと「ボランティアツアー」について書き始めました。
まだやっと初日なんですけどねww

当時はまぁ衝撃的でしたよ。

沿岸地域の復旧・復興はどうなっちゃうんだろう。
原発はどうなっちゃうの?
東北は?日本経済は?健康被害は?

様々な不安が駆け巡った年でした。
あれから10年。

あの経験があるのに。

健康でいられること、食べ物があること
全てが揃っているのに。

不安だらけで誰も身動きもとれていない
このコロナ禍がボクには滑稽で仕方ありません。
(あくまでも私見です)

そして、南三陸町での「鯉のぼりプロジェクト」が
この先10年にわたるイベントの原点となりました。

それでは次回は
最初のボランティアツアーの続き、それから2年目以降で
今の活動内容になっていったかを書いていこうと思います。

うーん。次回には終われるかな?w
ではまた。

ボクが代表をしている一般社団法人について

2009年に先輩経営者からの話をきっかけに「社会貢献事業」を始めるにあたり、
活動をする上では、別法人にした方が良いだろうということで、2011年1月に設立された今年で活動が11年目一般社団法人です。

主に「児童養護施設」の支援と、設立した年に発生してしまった「東日本大震災」の支援事業を行っています。

主に開催しているのは2つ
①児童養護施設向け支援事業「こころのあかり絵画コンクール」

今年で第10回目となりました。
全国の児童養護施設向けに「絵画コンクール」を開催しております。
優秀作品にはご本人が書いた絵をグラフィックアートにして、素敵な額縁に入れてプレゼントしています。

詳細についてはこちら↓
http://www.z-ips.jp/contribution/concours/

活動報告についてはこちら↓
http://www.z-ips.jp/activity/activity-category/orphanage/

②東日本大震災支援事業「鯉のぼりプロジェクト」

2011年の震災当時より、代表自らが被災地に赴き、支援を続けております。
現在は、福島県相馬市の「みなと保育園」さんにて、子ども達の成長を願い、毎年「鯉のぼり」を揚げるイベントを行っており、東京からお連れしたパフォーマーによるショーを行い、子ども達に喜んでもらっています。
この様子は毎年地元のメディアでも取り上げていただいております。

毎年のクリスマスには、ささやかですが、プレゼントも・・・。
そんなイベントも今年で丸10年を迎えます。

詳細についてはこちら↓
http://www.z-ips.jp/contribution/caresupport/

活動報告についてはこちら↓
http://www.z-ips.jp/activity/activity-category/tohoku-earthquake/

学生インターンの募集内容について

■インターンとしてご担当いただく内容

上記の社団法人と連携しつつ、弊社の社会貢献事業として、その広報・PRとして、広報活動やSNS運用が主なお仕事つぃて担当していただきます。
また、4月に開催予定のクラウドファインディングでは企画から運用までを担当していただきます。

活動については、弊社の学生インターンチームの一員で、グループで実施していただきます。

・社会貢献に興味のある方
・将来、子どもにかかわるお仕事を目指されている方
・クラウドファンディングに興味のある方
・社会起業に興味のある方
・ビジネスと社会貢献の関わりを実体験したい方

他では絶対に体験できない「即戦力のビジネス力」が身に付きます。
「えー?そんなの信じらんなーい」って方は、
ぜひ弊社のインターンミーティングに見学に来てください。

普通の学生だったインターン生たちがどう育っているかがわかると思いますよ。
ぜひぜひお待ちしております。

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