長期インターンシップで企業の可能性は無限大へ!
大学関係者の皆様へ
長期インターンシップで
企業の可能性は無限大へ!
大学関係者の皆様へ
チームwewicとは
キャリアナビゲーション株式会社(2010年設立/代表取締役長嶋哲夫)にて「大学生にビジネス実践させる」という目的のもと実施していた長期インターン「PSF(※)」において
その1チームであったWebマーケティングチームであった「wewic」を母体に作られた学生インターンチーム
同社のR3C代表の顧問であったR3C代表の平松が2018年に前任の担当顧問から引き継ぐことで運用の支援に入り、2020年11月からはPSFからフランチャイジーのような形で独立。
R3C社の長期インターンチーム「新生wewic」として改めて再構築を行って今に至る。
独立時には、新 wewic の初代リーダー阿部(2023卒)のたった1人でスタートするも、2021年1月より開始したWantedly運用にてインターンを集め、現在(2022年10月時点)では…
約2年間の活動で「インターン生52名」の中小企業規模にまで大きくなりました。
数字で見るwewic
■2021年1月~
・応募総数 1235件(全てWantedly応募)
・インターン登録総数 69名
・現在インターン生 52名 (23卒:15人・24卒:23人・25,6卒:10人・その他)
※参加している地域は北海道から沖縄までの日本全国。
そして、アメリカ・カナダ・イギリス・欧州・台湾・マレーシアという全世界の留学生がいます。
wewicが目指すもの
学生たちが主体的にそれぞれのチーム・組織を形成し、その中でビジネス実務を体験できる環境を作っています。
■私たちが行いたいのは「ビジネス教育」
それは単に「業界特性」「ビジネススキーム」「財務・会計」「マーケティング」「組織論」などの知識だけでなく、きちんとチームビルドをしながらビジネスを実践する。
実務スキルを鍛え、業務上で行うべき確実な情報連携を実現するためのビジネスコミュニケーションをテクニックとして身に付ける。
■あくまでもビジネスの実践
そして、ほとんどの企業では当たり前のように求められる
「会社組織やプロジェクト・チームの中できちんと役割を果たし、ミッションを達成していく」
という社会人としてのマインドを彼らが社会に出る前にその予習をさせたいと考えています。
社会人として働く際に感じるであろう「違和感」を少しでも少なくするために。
wewicの特徴
wewicはR3Cという会社における「長期インターンチーム」という形式を取っていますが、実質的にはあくまでも「独立した組織」として成立させています。
■学生が運営する組織
形式的には、wewicのリーダーが「社長」、マネージメントメンバーが「経営陣」、代表の平松はその「社外取締役」であり「コンサルタント」という位置づけです。
あくまでも「ビジネス教育」がその目的であるため、以下の2つの考えを前提条件としています。
①R3Cでは長期インターンからの採用はしない。(採用目的でインターンを集めない)
②インターン生を人材紹介などしない。(学生を商品として扱わない)
あくまでも、学生が生み出した価値を売上に変え、その利益を再分配することで、継続できる組織にするというスキームにしています。
■wewic紹介動画
日本全国から全世界からもオンラインでつながる実践的長期インターンwewic
インターン生たちが受け取る報酬について
wewicでは、全て「成果報酬」として支払っています。それは、学生が受け取るべき報酬は「彼らが生み出した価値」を原資としたものであるべきという考えのもとにしています。
■学生自らが自分の仕事の価値を考える
ですので、全てのタスクや成果については、その報酬額を学生自らに考えさせた上で行うプレゼンテーションによって判断されます。
もちろん「論拠に妥当性が無いもの」であったり、「説明が不足しているもの」出会ったりした場合は、それがどんなに小さな報酬額だとしても1円足りとも支払いません。
彼らには「価値基準」というものを身に付けて欲しいと考えているからです。
■日本の労働生産性の低さの原因を無くす
前世代から続く「働いたらお給料が貰える」という甘ったれた考えは、本来であれば「セーフティネット」という役割であった法律や制度が「終身雇用」という長きにわたるスキームによって、サラリーマン達の「自立意識」を奪ってしまったのだと私たちは考えています。
本来であれば、
「報酬(給料)というものは、他の販管費とともに、粗利益によって賄われるもの」であるはずで、「(粗利を生み出す)売上を作っている」もしくは「(粗利を増やす)業務効率化や改善を行っている」という。
そういった行為をせずして、給与をいただける道理はない。ことを彼らに考えさせたいと考えています。
学生たちの未来について(代表平松の想い)
急激に変化する世界情勢やアジア経済の台頭。
そして日本市場の没落。
ボクたち大人の世代は、時代の変化に適切に対応出来てきたのでしょうか?
いや。少なくともボク自身は「上手くやった」なんて、そんな風に考えられません。
それだけではなく、
「未解決なもの全てのを宿題にして、これからの世代に押し付けようとしている」
と感じています。
そして、少子化問題。
世代間格差は大きくなるばかりです。
そんな彼らにボクらは少しでも解決していく努力をするだけでなく、「これからの時代を生き抜く力と知恵」を与えていくこと。
それがボクらの世代の責務であると考えています。
wewicのスキームについて
最初は2013年からキャリアナビゲーションの顧問として、その後、自分自身で長期インターンに関わらせてもらって今年で10年目に入ろうとしています。
■長期インターンでの最大の課題は「教育」
この期間で、彼ら「Z世代への教育スキーム」はほぼ完成しつつあります。
単に「知識」や「経験」を得られるというだけでなく。彼らをいかにモチベーション維持し、高い意識を持って業務に臨ませるか。
そういったものを実現させるため、これまで培ったリソースを惜しみなく注ぎ込んだのが
「wewicという長期インターンチーム」ということです。
オンライン形式での長期インターン
時期が時期だけに「感染症対策」と理解されがちではありますが、そういった状況とは関係なく、新生wewicが開始された最初から「オンラインでのインターンシップ」を構築しようとしてきました。
■リモートワークの可能性
もともとR3C社および代表の平松は、2014年あたりから遠隔地のスタッフが在職しており、チャットツールやオンライン会議などを駆使して、様々なアウトソース業務を行っておりました。
「これから先、場所や時間などの制約がなく、仕事をする機会が増える」
そんな将来が到来するであろうことは、容易に想像が出来ていたため、
「ほとんどの企業様で、制約が多いと感じられているオンラインでの業務」にて適正な成果を出すことを証明する意味もあり、オンラインでの開催にこだわりました。
■これからの勤務スタイル
また、ボクたち世代とは違い、真面目に大学での勉強に励み、ゼミやサークル、生活費を稼ぐためのバイトなどで忙しい学生たちのために、「なるべく時間で拘束させない。自由な勤務スタイル」を目指しました。
現在は、全ての学生がオンラインでつながり、自分自身が開いている時間帯に日々の業務をこなしています。
wewicのチーム体制
wewicは「学生主体」であることを前提に、彼らに組織を自主運営させています。
■全ては「学生」自身の手によって
マネージメントもプロジェクトや業務チームなどの各チームのリーダーも、インターン生に昇格する前の研修生をサポートするメンターですら、全て学生本人たちが担当しています。
社会人の顧問陣は「指導」などの口は出しますが、手助けはしません。代表の平松もwewicの顧問・経営コンサルという立場で、彼らを指導しており、あくまでも「学生の自主性」を重んじるスタンスで対応しています。
■「学生」による組織運営
wewicの組織は以下のようなチームで分けられています。
マネジメントチーム(学生50名を束ねる幹部)
チームの説明はこちら
マネジメントチーム
チーム編成をして学生たちがチームリーダーを担当
マネジメントとしてタスク管理やチームビルドを行っています。
チームの詳しい概要やメンバーは下のリンクから確認できます!
マーケティングチーム(40名の学生マーケターが在籍)
チームの説明はこちら
マーケティングチーム(学生40人+社会人2人)
wantedlyの代行やWebマーケティングの案件を担当しています。
企画から実行まで全て学生のみで行っております!
チームの詳しい概要やメンバーは下のリンクから確認できます!
チーム内 各プロジェクトについて(ホームページ制作など)
チームの説明はこちら
wantedly運用代行
wantedly運用代行チーム(学生6名+社会人1名)
主に自社とクライアントのwantedlyの運用を担っている。
外部とのやり取りも学生が全て行っております。
チームの詳しい概要やメンバーは下のリンクから確認できます!
メディア事業
メディア事業(学生40名+社会人1名)
メディアを運営しており、アフィリエイトやアドセンス記事などを執筆。
SEO対策なども行い、ライティングで収益を発生させています。
イベント運営
イベントチーム(学生4名)
24卒向けに就活支援を企画運営
ミーティング見学者を中心に集客・宣伝や就活支援イベントを運営しています
ホームページ制作
ホームページ制作(学生2名+社会人1名)
外部企業のホームページの企画から制作まで請け負っています。
主にワードプレスを使っています。
詳しい概要やメンバーは下のリンクから確認できます!
店舗ビジネス(貸会議室のマーケティング)
貸会議室マーケティング(学生5名)
新宿にある貸会議室の運営およびマーケティングやライティングを行っています。
マーケティング分析チーム(wewicの心臓部!)
動画制作チーム(クリエイティブな学生達)
チームの説明はこちら
動画編集チーム(学生6名+社会人2名)
プレミアプロを使い、動画の撮影から編集まで自社行っております。
またデザインをできる学生も在籍しているため、画像のWEBデザインも行っております。
自社に保有しているため、外注費がかからないので、コストを抑えることができます。
チームの詳しい概要やメンバーは下のリンクから確認できます!
マネジメントサポートチーム(業務効率に特化)
チームの説明はこちら
マネジメントサポートチーム(学生3名+社会人1名)
いかに効率的に業務を進めるかを考えながら仕事に取り組み、チーム全体に貢献しています。
インターン採用の受付業務やクライアントのwantedly運用代行の応募管理などを実施しています。
wewicによって学生が身に付けられるスキル
①ビジネスコミュニケーション
社会に出てからのコミュニケーションは学生同士のそれとは全く違います。
ニュアンスなどの曖昧な部分を排し、業務を遂行するための適正なコミュニケーションが求められますので、その習得を目指します。
・全てがオンラインでの業務であるため、チャットツールであるslackやオンライン会議などを通じ、出来るだけ少ない機会で、正確に多くの情報共有をするためのコミュニケーションテクニックを学ばせています。
・打ち合わせやメッセージツール、メールなどの「クライアントとのコミュニケーション」についても、学生本人に全て担当させており、言葉使いや文例などを学ぶ機会を作っています。
②プレゼンテーションスキル
ビジネスでは「付加価値の高いサービス・プロダクトを生み出す」というだけでは成り立ちません。多くの人に認めてもらうためのアプローチが重要となります。
また、組織内において、何かを為す時には多くの人を巻き込むことも必要です。
これらのことを実現するため、「自分の主張を効果的に伝えるためのプレゼンテーションスキル」を学んでいきます。
・毎週行われる「定例ミーティング」では、全て学生が行っており、ファシリテーターやテーマごとのプレゼン担当、各チームからの報告なども担当します。
・ミーティングでは、「学生のクリエイティブ成果に関するコンペ」を行い、必ずそのクリエイティブを説明するプレゼンを実施させています。
③論理的思考力
ビジネス上の判断は「何となく」であるとか「過去の成功体験」などという曖昧な論拠で行うべきではありません。事実を正しく分析し、課題を明確にして、適切な対処を行っていく、この礎となるのは「論理的思考力」であり、業務を通じて、きちんとした判断が出来るように指導しています。
・全ての業務について、教えるだけでなく、学生本人にとにかく考えさせ、社会人の顧問に納得し得る説明ができるまで徹底させています。
・「主観ではなく、客観性」「感情論ではなく論理性」「ポジショントークではなく一貫性」
常に考えさせるということを意識しています
④文章力
ビジネスコミュニケーションにおいては、エビデンスを求められる機会が多く、どうしても口頭だけでなく、やはり文章でのコミュニケーションが重要となります。
・マーケティングチームにおける「採用代行業務」での募集記事や「メディア事業」における投稿記事などを通じて、「自分の意図を人に伝える」「事実をありのまま伝える」といった能力を鍛えていきます。
⑤業務に関するスキル
・マーケティングスキルや動画制作スキルなど、各業務に合わせた能力を得るための機会を多く与えています。
学生でもスキルを得られる環境作り
私たちが長期インターンの中で、彼らのスキルを高める環境として、前提条件にしていることがあります。
①あくまでも学業優先
大学生の本文は学業であるため、それに影響が出るような業務量は与えません。
また、業務の期限を守れなくても、それが「学業」が理由であれば、責めを負うことはありません。
但し、こう伝えています。
「担当した業務であれば、期限に遅れても良いので、最後までやり切れ」
あくまでも途中で投げ出すことは許さない姿勢でいます。
②全ては教えない
彼らの成長のノビシロを高めるために、どれだけ単純な業務であろうと、全てを教えるわけではなく、本人に考えさせながら実施させます。
もちろん困ったら、支援はしますが、「あくまでも主体は学生本人」という姿勢を貫きます。
お金に困っている漁民に「魚をあげるか」「魚の捕り方を教えるか」のどちらかを選ぶとしたら、どんなにその時点で飢えていたとしても、私たちは迷わず「後者」を選びます。
③凡事徹底
どれだけ単純なタスクであろうと、責任を持って担当させるとともに、間違っていたら、細かく指摘します。
「どんな大事であろうとその一歩から始まる」
仕事の優劣やレベルを笑う人間は大事は任せられないという考えを理解させます。
④撤退的なフィードバック
学生が生み出したアウトプット、クリエイティブはどんなものであろうと、全てチェックし、本人にフィードバックします。
考えの浅いものや至らないものについては、徹底的に指摘し、何度でもやり直しを行わせ、完成するまで、終わらせません。
但し、彼らに考えも及ばないものについては手ほどきをしています。
⑤クライアントの協力
彼らが担当する業務は、あくまでも事業活動の一貫で行われるものですが、
「学生が実施するもの」として、「期限を緩やかに設定する」「ビジネスコミュニケーションについては至らないことを了解してもらう」など、
彼らが至らないことについては、クライアントに事前承認していただいていることを前提にしています。
誰でも最初は「未経験」からスタートします。
業務を行うスキルに至らないことを理由にしていたら、何も出来なくなる。
私たちは彼らにいかに成長を促すための経験を積む環境を作るかを考えています。
そして、その環境づくりができるようにwewicの学生一人一人が「インターン十訓」として以下の行動を心がけています。
wewic インターン十訓
① 常に「学業」「就活」優先しろ。インターンをやるから成長するのではない。全く違うタスクを並行でこ なせているからこそ、ビジネスマンとして成長していくのだ
② ビジネスで一番重要なのはコミュニケーションである。情報収集と合意形成だ。定例ミーティング(月 曜 19 時半)は出席必須(欠席は必ず理由と共に報告)とし、各種ミーティングは積極的に参加しろ。 無理であれば、ミーティング動画で情報収集を怠るな。
③ 情報の周知や個別の連絡も含めて、どんなコミュニケーションも返信やレスは 48 時間以内(推奨は 8 時 間以内)にしろ。リアクションが無く、意思統一が出来ない相手とは仕事は出来ない。但し、「相手に伝 わらない手段」は意味が無い。「伝える」ではなく「伝わる」を意識しろ。
④ ドキュメントのFB対応は、その時点の次回定例ミーティングの開催前までに必ず再提出しろ。指摘を もらってすぐ改善できないのは、それに対する感謝が足りないからだ。
⑤ 「できなかった」と言うな。それは自分自身が「やらなかった」からだ。「理由」を勝手に「言い訳」へ 変えるな。
⑥ 「教えてもらう」ではない。常に「自分で情報を引き出そう」としろ。相手にメリットを与えずに人の 時間を使うのは「搾取」で「甘え」。価値をいただくことを当たり前と思うな。
⑦ 自分で「やる」と言ったら、どれほど時間がかかってもやり通せ。時に正当な理由があれば期限に遅れ ることも許そう。但し、期限は改めて設定しろ。
⑧ 労務で報酬を得ようとするな。相手に価値を与えた時のみ報酬を得られると心得よ。
⑨ 思い込みや先入観で行動するな。「~だと思ってました」は単なる「怠慢」だ。無知であることを自覚し ろ。少しでも疑念があれば、調べろ。それでも分からなければ知っている人に頭を下げろ。
⑩ とにかく考えろ。考えて、考えて、考え抜いて答えを出せ。他人に選択を委ねるな。失敗をしたって構 わない。それは行動をしているからだ。経験が無いのだから上手くいかないのは当たり前。何かあって も大人がフォローする。気にするな。失敗は若者の特権。恐れるな。
最後に。 今の環境を作ってくれた親に感謝をしろ。そしてそれを伝えろ
wewicでの就活支援について
私たちがwewicの学生インターンを通じて、実現したいことは
「社会に出た時にすぐに通用する即戦力人材に育てること」です。
■即戦力を超える人材を
学生たちがそれぞれの会社で、「入社後すぐに3~5年上の先輩を凌駕するぐらいの存在」
ぐらいに活躍して欲しいというのが願いです。
ただ、新卒として入社した会社が第一志望ではない、本人が望まない企業であったとしたら、活躍をしようもない。
ですから、私たちは彼らの「就活支援」を行っています。
■wewicでの就活支援
①「効き脳診断」による自己分析
②心理カウンセラー・コーチングによる面談
③経営コンサルによる企業・業界分析
④ES対策
⑤面談対策
など、学生に寄り添った支援をしています。
■実務で掴んだスキルを就活にも
もちろんESを書くための「文章力」や「論理的思考力」、面談で役立つ「プレゼンテーションスキル」などは、実務の中で鍛えられていますし。
さらに企業にアピールするということで、それまでインターン業務で培った
「マーケティングスキル」を実践出来るので、かなりの成果が出ています。
■長期インターンメンバーの就活実績(旧PSFも含む)
ヤフー株式会社、株式会社博報堂、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、株式会社デジタルホールディング、株式会社オプト、株式会社イオン、ソフトバンクグループ株式会社、楽天グループ株式会社、デロイトトーマツアクト、東日本電信電話株式会社、野村証券株式会社、株式会社Speee、丸紅株式会社、株式会社資生堂、株式会社三井住友銀行、日本総研情報サービス、トヨタファイナンス、大和証券、三菱モルガンスタンレー証券、みずほ銀行、日本政策金融公庫、三井生命保険、アフラック保険サービス、株式会社日立システムズ、ユニアデックス株式会社、富士通株式会社、株式会社電通国際情報サービス、オープンハウスアーキテクト、プログリット、株式会社イプロス
など
wewicが貢献できること
私たちwewicはインターンシップが持つ意義についての理解を深めてもらい、長期インターンをもっと世の中に広めていきたいと考えています。
その上で大学や企業の皆様にわたしたちが貢献できることがあると感じています。
■大学との補完関係
この9年間で感じてきたことはどこの大学か、どこの学部かに所属しているかに関わらず、
当の大学生が「ビジネスという厳しい環境で生き抜く術を持っていない」ということです。
大学は勉強をする場であり、実践する場では無いのかもしれない。
ただ、卒業していきなり社会放り出された彼らの行く末は、各企業の教育体制に依存してしまっている現実を軽視してしまっていいのかと感じます。
「新人教育やOJTなど」の教育を受けられる企業に勤められれば、ラッキーかもしれないが、そうでない組織であれば・・・。
キャリア教育という意味では、その遅れはその後の仕事人生に大きく影響します。
個人的には「新人教育」なんて期間はなんてバカバカしい制度だと感じています。
大学を卒業して、一定の資格を持って、社会に送り出された人間が給料をもらいながら、社会人として改めて勉強しなければいけない。しかも企業側のコストを使って。
やはり、今の大学に足りないのは、ビジネスという視点での「実務経験」の領域。
「大学で学んだことを様々な企業で実践することでビジネススキルを付ける。」
そのことによって、アカデミックな知識の深い理解が促され、学習意欲の刺激にも繋がる。
学習と実践を相互補完することでしか、本人のスキル向上は実現出来ないのではないかと感じます。
そのため、大学側が積極的に長期インターンへの参加に関わっていただくことは
出来ないのでしょうか?
■就職支援
大学にもキャリアセンターがあり、学生に対する就活支援を行っているとは思いますが、学生に対し、対応する担当者は少なく、1人1人に時間を割くことが出来ないというのが現実なのでは無いかと推察しています。
就職活動に関しては、学生がその情報に触れる機会が少なく、また本人が能動的に調べないことには情報の格差は広がるばかりです。
実際に、今年(2022年)の春に24卒向けの就活講座を長期インターン生向けに開催しましたが、私たちが伝えた情報には全く認識がなく、思ったよりも情報格差があるなと感じました。
私たちは長期インターンの学生たちに就活支援を行っております。このことは大学のキャリアセンターの負担を減らす一因になるとも考えております。
また、情報提供なども惜しみませんので、その点活用していただいても構いません。
wewicが目指すゴール
私たちwewicが目指している未来は、「学生たちにスキルを持たせて社会に出す」というスキームを完成させることです。
■はじめての経験
長期インターンシップを長くやらせていただいて、この2年間で驚くことがありました。
それはオンラインでのインターンを実現したことで、海外への留学生が参加できるようになったことで認識を新たにしなければと思わされた事実でした。
ご存知のように、留学の場合には、海外の大学(もしくは大学院)に入学する場合と、
語学留学のような形式でいわゆるカレッジ(短大や専門校)に入学する場合があります。
うちにはその両方の学生がいるのですが、いわゆる海外の大学の学生から、
「インターンでの評価を大学に提出しなければならないので、評価とサインが欲しい」
という依頼が来ました。
その時に「海外では大学がインターンを積極的に勧めて」いて、「その評価までマネージメントしている」ということに衝撃を受けました。
つまり、大学側にとっては、やはりインターンというのは「社会体験が出来る貴重な場所」という認識があり、海外ではそれを積極的に取り入れている。
そう感じました。
しかし、残念ながらそれまで数年間もの間、日本の学生インターンを支援してきて、
そういった活動をしている日本の大学は見たことはありませんでした。
■私たちが目指したいもの
①学生たちの社会体験の場として、企業が長期インターンに積極的に取り組む土壌を作る。
具体的には現状では、「採用」しか考えていない日本のインターンシップに、欧米並みの「社会体験」という社会的意義を目的(CSRに近い)とした「インターン文化」を広め、その賛同企業を増やす。
②長期インターンを学位単位の取得要件に加えるなど、大学側が積極的に取り組めるような検討をするよう働きかける。
「企業内でのインターンにて一定の基準を設ける」「情報連携などのインフラを整える」
など、産学が共同で学生のキャリア教育において、共闘出来る環境作りをするとともに、その価値について、大学に丁寧な説明を続けていく。
最後に
「子供たちの未来のため」こんな言葉で、低年齢層への教育への関心が高まったり、
gigaスクール構想などの政策が打ち出されていますが、
自身が思うに「高等教育」の充実こそ、日本社会、および経済の発展においては、
もっとも早道なのでは無いかと感じています。
何より「少子化」という大きな課題を抱える日本においては、これからを支えていく彼らに
「厳しいグローバル経済の中で、日本が生き抜いていく」ことを託さなければならない。
それなのに、何ら武器も持たさずにいる今の現状は「大人の責任」としてどうなんだろう?
そんな想いからここまで長期インターンシップを続けてきました。
制約事項も多いかと思いますが、少しずつでも現状を変えられるお手伝いが出来たらと考えておりますので、ぜひご協力いただければと思います。
宜しくお願い致します。
R3Corporation株式会社 代表取締役
インターンチームwewic 顧問
平松二三生